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本ページは、ヤーボイを処方されている方を対象に、適切な治療を受けていただくことを目的としています。

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悪性黒色腫を治療中の患者さんへ

Chapter 4

ヤーボイ治療中の注意点

治療中の妊娠と授乳について

女性の患者さん

妊娠中にヤーボイを投与する、あるいはヤーボイ投与中の患者さんが妊娠した場合には、胎児に好ましくない影響や流産の可能性があります。そのため、妊婦または妊娠している可能性のある女性に対し ては、治療による利益が危険を上回る場合以外には投与できません。
妊娠した場合は、医師に相談してください。また、母乳を通じて乳児に影響が出るおそれがあるため、ヤーボイによる治療中は授乳をしないようにしてください。

男性の患者さん

パートナーが妊娠する可能性のある場合、胎児に影響が出るおそれがあります。
また、パートナーが妊娠している場合も胎児に影響が出るおそれがあります。

ワクチンの投与について

ワクチン投与後の症状に注意しましょう

ヤーボイによる治療中に、何らかの病気を予防するために生(なま)ワクチンまたは弱毒生ワクチン、不活化ワクチン**の接種を受けると、過度の免疫反応による症状などが現れることがあります。これは、ヤーボイによって免疫機能が高まっているためです。ワクチンの投与後は、症状の有無に注意しましょう。

  • 生ワクチンまたは弱毒生ワクチンには次のようなものがあります8)
    MR(麻しん風しん混合)ワクチン、麻しん(はしか)ワクチン、風しんワクチン、 BCG(結核)ワクチン、水痘(みずぼうそう)ワクチン、おたふくかぜワクチンなど(2017年8月現在)
  • 不活化ワクチンには次のようなものがあります8)
    DPT-sIPV四種混合(ジフテリア・百日せき・破傷風・セービン株由来不活化ポリオ)ワクチン、DT二種混合(ジフテリア・破傷風)ワクチン、日本脳炎ワクチン、インフルエンザワクチン、B型肝炎ワクチン、肺炎球菌ワクチン、不活化ポリオワクチン、A型肝炎ワクチンなど(2017年8月現在)

8)神谷元:医学のあゆみ.2018;264:374-80.