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本ページは、ヤーボイを処方されている方を対象に、適切な治療を受けていただくことを目的としています。

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悪性黒色腫を治療中の患者さんへ

Chapter 1

はじめに

はじめに

このサイトは、ヤーボイによる悪性黒色腫の治療を受けられる方に、ヤーボイの作用や治療方法、予想される副作用について正しく理解していただくためのものです。
治療を適切に受けていただくためには、副作用のことをよく知っていただくことが大切ですので、このサイトの中でわかりやすく紹介しています。
治療中の気になる症状は、「治療日記」のページに記入していただけますので、お役立てください。
わからないことや不安に思うこと、もっと詳しく知りたいことなどがありましたら、医師、薬剤師、看護師にご相談ください。

ヤーボイの副作用にご注意ください!

ヤーボイの治療にあたって、知っていただきたいこと
ヤーボイは従来の抗がん剤とは異なり、免疫に作用する「がん免疫療法」のお薬です。そのため、ヤーボイによる副作用や、その対処法は、従来の抗がん剤とは異なります。

ご注意いただきたいこと

  • ヤーボイは重大な副作用を引き起こす可能性があるため、特に右記の症状が現れた場合は、すぐに主治医に知らせましょう。
  • これらの症状が現れても、市販の薬や栄養補助食品など主治医が処方したもの以外は使用しないでください。

ヤーボイの副作用は治療が終わってから数週間後、数ヵ月後にも現れることがあります。
治療が終わった後も気になる症状があれば医師、看護師、薬剤師に相談してください。

悪性黒色腫(メラノーマ)の治療とがん免疫療法

悪性黒色腫の治療

悪性黒色腫の治療は、手術でがんを全部とってしまうことが基本です。転移のある患者さんや、手術が対象とならない患者さんでは、状態にあわせて薬物療法(化学療法、分子標的療法、がん免疫療法など)や放射線療法などが行われます1)

がん免疫療法とは?

これまでのがん治療は、手術、放射線療法、化学療法が3本柱と呼ばれてきました2) 。これらの治療法は、直接がんを標的にした治療法です。
一方、がん免疫療法は、薬が直接がん細胞を攻撃するのではなく、もともと体内に備わっている患者さん自身の「免疫」の力を利用して、がん細胞への攻撃力を高める治療法です3)
悪性黒色腫に対しては、「免疫チェックポイント阻害薬」と呼ばれる治療薬が使われます1)(2018年4月現在)。
ヤーボイは、患者さん自身の免疫機能を高める薬剤として、2015年7月に承認認可された免疫チェックポイント阻害薬の1つです。

1)国立がん研究センターがん情報サービス「悪性黒色腫(皮膚):治療」
https://ganjoho.jp/public/cancer/melanoma/treatment.html
2)同「がんの治療方法」https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/index.html
3)同「免疫療法 まず、知っておきたいこと」
https://ganjoho.jp/public/dia_tre/treatment/immunotherapy/immu01.html
(最終アクセス日:2018年4月12日)