文字サイズ変更

「がん免疫.jp」は、がんと向き合う方やそのご家族の方を含む、がん免疫について詳しく知りたい方を対象としています。

閉じる

大腸がん

Chapter 5

治療後の経過について

再発した場合について

再発した場合は、どうしたらよいですか?

再発後も、切除が可能であれば手術が検討されます。
切除が難しい場合は、薬物療法を中心に治療を進めます。

大腸がんは、肝臓や肺に再発することが多く、腹膜やリンパ節などに発生することもあります。肝転移や肺転移などの局所再発の場合、手術によって病巣を取り除くことが可能であれば、手術が第1選択の治療法となります。
手術で切除することが難しい場合は、薬物療法による治療が中心となります。近年では、これまでとは異なる作用を持つ薬が加わり、再発した大腸がんに対する治療の選択肢が広がりました。薬物療法を行ってがんが小さくなれば、手術が可能になる場合もあります。また、再発部位や症状によっては、放射線療法や小さな範囲の手術が行われることもあります。

大腸癌治療ガイドライン 医師用 2019年版, p21-22, 金原出版, 2014
もっと知ってほしい大腸がんのこと, p14-18,22, NPO法人キャンサーネットジャパン, 2019
患者さんのための 大腸癌治療ガイドライン 2014年版, p56, 2014

治療後の経過観察について

治療が終了したあとの検査について教えてください。

体調管理や再発の有無を確認するため、治療が終了したあとも、最低5年は定期的な診察を受けましょう。

大腸がんの再発は、ほとんどが治療後5年までに起こります。このため、治療を終了してから5年間は定期的に通院し、診察や検査を受けることが大切です。大腸がんでは、再発しても早期に見つけて再び手術することで、治癒を目指すことが可能な場合もあります。
定期検査では、血液検査による腫瘍マーカーのチェックや直腸診、CT(腹部・胸部)、大腸内視鏡検査などが行われます。
実際の通院間隔や検査内容は、患者さんの状態によって異なりますので、医師に確認しておくとよいでしょう。
いつもと違う症状や体調の変化を感じた場合は、早めに医師や医療スタッフに連絡して相談してください。

もっと知ってほしい大腸がんのこと, p22, NPO法人キャンサーネットジャパン, 2019
患者さんのための大腸癌治療ガイドライン 2014年版, p56, 2014