妊娠中にヤーボイを投与する、あるいはヤーボイ投与中の患者さんが妊娠した場合には、胎児に好ましくない影響や流産の可能性があります。そのため、妊婦または妊娠している可能性のある女性に対しては、治療による利益が危険を上回る場合以外には投与できません。ヤーボイ投与中を含め投与終了後1年間は、妊娠をしないように注意してください。
妊娠した場合は、医師に相談してください。また、母乳を通じて乳児に影響が出るおそれがあるため、ヤーボイによる治療中は授乳をしないようにしてください。
なお、避妊に関しては婦人科にご相談ください。
パートナーが妊娠する可能性のある場合、胎児に影響が出るおそれがあるため、ヤーボイ投与中を含め投与終了後1年間は、適切な避妊法を用いて避妊してください。
またパートナーが妊娠している場合も胎児に影響が出るおそれがあるため、ヤーボイ投与中および投与終了後1年間は、適切な避妊法を用いてください。
監修:地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
爲政 大幾 先生