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本ページは、ヤーボイを処方されている方を対象に、適切な治療を受けていただくことを目的としています。

ヤーボイの治療患者さんへ

Chapter 3 ヤーボイの副作用

ヤーボイの副作用にご注意ください

ヤーボイは従来の抗がん剤とは異なり、免疫に作用する「がん免疫療法」のお薬です。そのため、ヤーボイによる副作用や、その対処法は、従来の抗がん剤とは異なります。

ご注意いただきたいこと

  • ヤーボイは重大な副作用を引き起こす可能性があるため、下記の症状が現れた場合には、すぐに主治医に知らせましょう。
  • 症状発現の早期に適切な対処を行えば、重症化を防ぎ、ヤーボイの治療を続けられることにつながります。
  • これらの症状が現れても、市販の薬や栄養補助食品など主治医が処方したもの以外は使用しないでください。

ヤーボイの副作用は治療が終わってから数週間後、数ヵ月後にも現れることがあります。治療が終わった後も気になる症状があれば医師に相談してください。

消化器

  • 下痢(軟便)あるいは排便回数が増えた
  • 便に血が混じる、便が黒い、便に粘り気がある
  • 腹痛あるいは腹部の圧痛(押すなど圧迫した時に現れる痛み)がある

  • 視界がぼやける、物が二重に見える、いつもと見え方が異なる
  • 眼が痛い、充血がある

皮膚・粘膜

  • かゆみがある
  • 発疹がある、赤くなる(かゆみがある場合と、ない場合がある)
  • 口内炎
  • 皮膚がむける(水ぶくれがある場合と、ない場合がある)

その他

  • 発熱がある
  • 息切れ、息苦しい
  • 吐き気や嘔吐がある
  • めまいや失神がある
  • 疲れやすい
  • 頭痛がある
  • 足、腕、顔に力が入らない
  • 行動の変化がある(性欲が減る、いらいらする、物忘れしやすい等)
  • いつもより出血しやすい、あざができやすい
  • 手足がしびれたり、刺すような痛みがある
  • 濃い色(赤褐色や褐色)の尿がでる
  • むくみがある
  • 皮膚や白眼が黄色くなる

監修:地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
爲政 大幾 先生