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本ページは、ヤーボイを処方されている方を対象に、適切な治療を受けていただくことを目的としています。

ヤーボイの治療患者さんへ

Chapter 1 ヤーボイとは

メラノーマの治療

悪性黒色腫の治療

悪性黒色腫の治療は、手術でがんを全部とってしまうことが基本です。転移のある患者さんや、手術が対象とならない患者さんでは、状態にあわせて化学療法(抗がん剤治療)、インターフェロン療法(※1)、がん免疫療法(抗PD-1抗体、抗CTLA-4抗体[※2])、放射線療法などが行われます。

  • インターフェロン:ウイルスの感染を受けた時などに体内で作られる蛋白質の一種です。インターフェロンの主な作用として、抗ウイルス作用や免疫増強作用、抗腫瘍作用などが知られています。
  • 抗CTLA-4抗体についてはこちらをご参照ください。

がん免疫療法とは?

化学療法や放射線療法は、がん細胞を直接攻撃する治療法です。したがって、がんを小さくする効果が早く現れると考えられています。
一方、がん免疫療法は、お薬が直接がん細胞を攻撃するものではなく、患者さん自身の「免疫」を利用します。そのため、がんが小さくなるまで時間がかかると考えられています。

免疫とは、体の外から病原菌やウイルスが入ってきたり、がんになったりすると(正常細胞ががん化すると)、それらを排除するために動きだす、体の中のさまざまなしくみのことをいいます。がん免疫療法は、患者さん自身のがんを攻撃する機能(免疫機能)を利用した治療法です。
ヤーボイは、患者さん自身の免疫機能を高める薬剤として、2015年7月に承認認可された抗CTLA-4抗体です。

監修:地方独立行政法人大阪府立病院機構 大阪国際がんセンター
爲政 大幾 先生