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腎細胞がん

Chapter 2

腎細胞がんの検査と診断

腎細胞がんの病期

病期(ステージ)とはなんですか?
どのように決められますか?

病期とは、病気の進行の程度を示したもので、治療方針を立てるうえで重要な判断材料となります。

病期とは、病気がどの程度進行しているかを示すもので、「ステージ」とも呼ばれます。
腎細胞がんの病期は、がんの大きさや周辺の組織のどこまで広がっているか、リンパ節や別の臓器への転移があるかどうかにより、大きくⅠ〜Ⅳ期の4段階に分けられます。
病期は、CTや骨(こつ)シンチグラフィなどの画像検査によって判定されます。

Cancer. 1973 Nov; 32(5): 1030-1042. を参考に作成

腎細胞がんの検査と診断

診断には、どんな検査が必要になりますか?

腎細胞がんは画像検査により診断されます。そのほか、腎臓の機能や全身状態の評価などのため、血液・尿検査を行います。

腎細胞がんには、血液中にがんの目印となるような特定の物質(腫瘍マーカー)がないため、その診断には「画像検査」が不可欠です。画像検査にはいくつか種類があり、それぞれ適した場面で使われます。
腎細胞がんは、画像による病期診断で治療に移ることがほとんどですが、薬物療法の効果を予想するために「生検」で組織型を確認する場合もあります。

日本臨床腫瘍学会編:新臨床腫瘍学 改訂第4版, p424-425. 南江堂, 2015 より作図

インフォームドコンセントのための図説シリーズ 腎がん 改訂版, p40-49. 医薬ジャーナル社, 2011
腎癌のすべて 基礎から実地診療まで 改訂第2 版, p83-103. メジカルビュー社, 2014