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「がん免疫.jp」は、がんと向き合う方やそのご家族の方を含む、がん免疫について詳しく知りたい方を対象としています。

腎細胞がん

Chapter 3 治療と副作用

副作用とその対策

手術の副作用(合併症)

通常、腎臓は左右に2つあります。手術で片方の腎臓を摘出した場合でも、残っている腎臓が機能を肩代わりすることが多いため、日常生活に支障を来すことはあまりありません。ただし、もともと腎機能が低下している方や、腎機能を低下させる疾患(糖尿病、高血圧、高尿酸血症など)がある場合は、腎機能をさらに悪化させないように注意し、必要に応じて治療を受けることが大切です。両方の腎臓を摘出した場合など、腎機能が失われた場合は、人工透析が必要になります。

日常生活での注意点(腎機能の低下を予防するために)

  • 禁煙する
  • 肥満を解消する
  • 適度な運動
  • 血圧の管理を行う
  • 十分な水分摂取を心がける
  • 塩分は控え目に
  • 動物性タンパク質の過剰摂取を避ける

薬物療法の副作用

副作用は、使われる薬剤によって異なります。治療を始める前に、どのような副作用が起こりやすいか、あらかじめ医師から説明を受けておくとよいでしょう。副作用のケアに役立つ対処法などについては、看護師や薬剤師などに確認しておくことも大切です。
副作用の状態によっては、薬の量を調整したり、他の薬剤に切り替えることもあります。

放射線療法の副作用

放射線照射による副作用は、照射を受ける部位や照射量によっても症状が異なります。どのような副作用が起こりやすいか、あらかじめ医師から説明を受けておくとよいでしょう。多くの副作用は、治療終了後、治療前の状態に戻ります。

インフォームドコンセントのための図説シリーズ 腎がん. 改訂版, P146-149, 医薬ジャーナル社, 2011
国立がん研究センターがん対策情報センター がん情報サービス