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「がん免疫.jp」は、がんと向き合う方やそのご家族の方を含む、がん免疫について詳しく知りたい方を対象としています。

肺がん

Chapter 3 治療と副作用

治療の種類

非小細胞肺がんでは、手術、放射線療法、抗がん剤治療、がん免疫療法により治療が行われます。治療方針は、がんの種類や病期、遺伝子変異、全身状態などによって決定します。

手術

肺を切除してがんを取り除きます。がんの発生している肺葉をブロックごとに切除する肺葉切除術が標準ですが、近年はより切除範囲の少ない手術も行われています。

放射線療法

がんに放射線をあてることでがん細胞を死滅させたり、増殖を防ぎます。肺のほか、骨や脳などに転移した場合に使用されることがあります。

抗がん剤治療

お薬を使ってがん細胞を攻撃します。がん細胞を死滅させる抗がん剤が主に使われますが、近年はがん細胞に特徴的な分子を標的にした分子標的薬も登場しています。

がん免疫療法

がん免疫療法は、もともと患者さん自身が持っている「がんを攻撃する力」を高める薬剤です。免疫機能が正常に働いている状態では、私たちの体はがん細胞を「自分ではないもの」と判断し攻撃します。しかし、がん細胞は免疫を抑制するシステムを利用し、攻撃を受けないようにすることがわかっています。がん免疫療法は、がん細胞が免疫機能を抑制する働きを弱め、患者さん自身のがんを攻撃する機能を高めようとする治療です。

出典:国立がん研究センターがん情報サービス「肺がん」「免疫療法」(2017年5月アクセス)より作成

監修:近畿大学医学部
中川 和彦 先生