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「がん免疫.jp」は、がんと向き合う方やそのご家族の方を含む、がん免疫について詳しく知りたい方を対象としています。

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Step 4 がん治療の相談

がん治療の医療費について理解するには

がん治療の医療費負担を軽減するには

がんの治療は、ほかの疾患の治療と比べても高額になることが多いといわれています。なかでも、がん免疫療法は新しく開発された薬を用いる治療法のため、治療を始めると医療費は高額になりがちで、その治療が長期にわたる可能性もあります。そうした場合は、医療費の助成制度を利用することで、医療費の家計負担を軽減することができます。治療をはじめる前に、医療費の助成制度についても確認しておきましょう。

医療費の助成制度

医療費が高額になった場合、「高額療養費制度」など助成制度の対象になることがあります。加入している健康保険組合等に確認してみましょう。

高額療養費制度

医療機関や薬局の窓口で支払う自己負担額が一定額を超えた場合に、その超えた金額が支給(還付)される制度です。
高額療養費の算定は、(1)診療月(1ヵ月)ごと、(2)患者1人ごと、(3)医療機関ごと(外来・入院別、医科・歯科別)に行われます。このような条件で、自己負担額が一定の金額を超えた場合、その自己負担額から、所得区分に応じて算出した自己負担限度額を差し引いた金額が、高額療養費として保険者から支給(還付)されます。

・世帯合算
同じ健康保険に加入している家族は、自己負担額を合算して高額療養費を申請することができます。世帯を構成する患者一人にかかった医療費のみではなく、世帯を構成するそのほかの患者一人ひとりにかかった医療費を合算して高額となった場合に、所定の自己負担限度額を超えて支払った分が、事後に保険者から支給(還付)されるという仕組みになっています。

・多数回該当
世帯合算の高額療養費の適用が、1年間(直近の12ヵ月)に3回以上あった場合に、4回目からは自己負担限度額が3回目までよりもさらに低額となるという、負担軽減措置があります。

医療費控除

1年間にかかった医療費の総額が10万円を超えた場合、確定申告の際の手続きを行うことで、税金の一部が減額される制度です。

・ 医療費控除と高額療養費制度の違い
高額療養費は、かかった医療費の負担を直接軽減する仕組みで、被保険者自身が加入している保険者の管轄で運営されます。保険者に申請して助成(保険給付)を受けますが、対象となるのは保険適用の医療費のみで、それ以外の費用は対象となりません。
医療費控除は、確定申告で税務署に申請するものであり、いったん支払った税金を控除(免除)し返却することで、患者(納税者)の負担を軽減する仕組みです。マッサージなどの保険適用外の医療費や通院時の交通費等も控除の対象となります。

その他

企業などの健康保険組合や共済組合によっては、「付加給付」や「一部負担還元金」など独自の給付制度を設けている場合があります。

医療費についての相談先

医療費に関する相談は、病院の相談窓口にご相談ください。また、全国にあるがん診療連携拠点病院のがん相談支援センターでも相談を受け付けています。ほかの病院を受診している方でも利用できるので、お気軽にお問い合わせください。

医療費の助成制度について、詳しく知りたい方へ
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